個人事業者やクラウドワーカー、ノマドワーカーにとって面倒で避けたいのが請求業務です。避けたいけれども、避けられない。ならば、できるだけ省力化してみるというのはいかがでしょうか?
クラウドサービスのMisoca(ミソカ)なら、低料金で簡単に短時間で請求書や納品書、注文書の作成が可能です。メールでの請求書送信や郵送代行といった機能が豊富で、電話やチャットでのサポート体制も万全。
今回は、請求業務クラウドサービスMisoca(ミソカ)の概要と使い方、領収書と請求書の作成方法を詳しく解説します。
Contents
Misoca(ミソカ)とは?
Misoca(ミソカ)は請求業務クラウドサービス
Misoca(ミソカ)は、2011年にローンチされた注文書・納品書・請求書などを作成・発行できるWebクラウドサービスです。当初は完全無料で利用できたので、スモールビジネスを行う個人事業者にとって嬉しいツールでした。
2017年に会計ソフト「弥生会計」で有名な弥生株式会社に買収され、有料サービスとして再出発。現在では有料プランが基本ですが、無料プランも用意されています。また、有料プランにも無料お試し期間があるので、個人事業者やクラウドワーカー、NPOなど小規模~中規模ビジネスを行っている方が気軽にトライできます。
Misoca(ミソカ)は請求書・領収書・注文書などが作成できる
Misoca(ミソカ)で作成できるのは、請求書、見積書、納品書、注文書、注文請書、検収書、領収書の7種類です。Misoca(ミソカ)を導入すれば、請求業務に必要な書類が全て作成できるのです。
Misoca(ミソカ)は請求書・納品書を郵送してくれる
Misoca(ミソカ)では、Webで作成した請求書・納品書を、ワンクリックでそのまま取引先に郵送代行してもらえます。請求書や納品書をプリントアウトして、封筒に宛名を書いて封入封緘して、郵便ポストに投函するという手間が省けるので、忙しい個人事業者にはとても嬉しいサービスです。
Misocaの配送センターが郵送業務を請け負っているので、個人情報保護も万全です。請求書の郵送代行サービスは、1通160円で利用できます。
なお、領収書・見積書・注文書は郵送サービスを行っていません。
Misoca(ミソカ)は請求書のテンプレートが用意されている
Misoca(ミソカ)には、さまざまなデザインの13種類の請求書テンプレートが用意されています。自分のビジネスにぴったりのテンプレートを選んだら、あとは金額や請求先などを入力していくだけ。初めての方でもすぐに簡単に請求書が作成できます。
Misoca(ミソカ)は請求先や商品データを登録できる
Misoca(ミソカ)は、取引の多い請求先や取扱の多い商品データをクラウドサーバーのデータベースに登録できるので、請求書作成の際の入力の手間を大幅に削減できます。
Misoca(ミソカ)はスマートフォンアプリでも使える
Misoca(ミソカ)は、スマートフォン(AndroidおよびiOS)で使えるアプリが用意されています。電車での移動中やカフェなど、いつでもどこでも請求書などを作成して、メール送信や請求書郵送ができてしまうのです。
Misoca(ミソカ)は会計ソフトと強力に連携
Misoca(ミソカ)は、弥生株式会社の「弥生会計オンライン」や「やよいの青色申告オンライン」とデータ連携が可能です。請求業務のデータをそのまま経理業務・確定申告に流せるので、データ入力の手間が大幅に削減できます。
Misoca(ミソカ)は安心サポート
Misoca(ミソカ)は、カスタマーセンターによる電話やメール、チャットでの安心サポートが付いています。また、入力したデータは各地に分散されたクラウドサーバーに保存されているので、大規模自然災害や事故が起きてもデータが失われる心配がありません。
Misoca(ミソカ)のプランと料金
Misocaには、無料プラン及び3つの有料プランが用意されています。無料プランで作成できる請求書は月5枚までで、請求書郵送サービスやサポートなどの機能が制限されています。
有料プランで使える機能は共通で、1ヶ月に作成できる請求書の上限と、同時に利用できるユーザー数が違います。
機能 | 無料プラン | プラン15 | プラン100 | プラン1000 |
基本料金(年額) | 0円 | 8,000円 | 30,000円 | 10,000円 |
基本料金(月額) | 0円 | 800円 | 3,000円 | 1,000円 |
月間請求書作成枚数 | 5通 | 15通 | 100通 | 1,000通 |
請求書郵送代行サービス | – | 160円/通 | 160円/通 | 160円/通 |
サポート | – | ◯ | ◯ | ◯ |
見積書FAXサービス | – | 60円/通 | 60円/通 | 60円/通 |
決済サービス | – | ◯ | ◯ | ◯ |
同時利用ユーザー数 | 1名 | 2名 | 5名 | 30名 |
Misoca(ミソカ)を無料で使う3つの方法
MIsocaは基本的に有料サービスですが、無料で使う方法もいくつかあります。
無料プランで使う
Misocaを永久に無料で使いたいなら、無料プランがおすすめです。スモールビジネスで、請求書の発行が月間5枚以下なら無料プランでも十分に機能します。
有料プランの無料お試し期間を使う
Misocaの各有料プランは、2ヶ月間の無料お試し期間がついています。とりあえずMisocaでどんなことができるか試してみたいという方は、ぜひトライしてみましょう。お試し期間中に解約すれば料金は発生しないので安心です。
初年度無償キャンペーンを使う
Misocaでは、今ならなんと1年間の初年度無償キャンペーン実施中!どの有料プランを選んでも1年間無償で利用できるのです。さらに2ヶ月の無料お試し期間も合わせれば、最大14ヶ月間無料で利用可能。請求業務クラウドサービスの導入を真剣に検討している方は、ぜひこの機会にMisocaを始めるのがとってもお得です。
Misoca(ミソカ)の利用登録をする
こちらのアドレスでMisocaに登録しましょう。
弥生IDを登録する
Misocaを利用するには、弥生IDの登録が必要です。初めて弥生株式会社のシステムを利用する場合は、弥生ID新規登録ボタンをクリックします。
登録する氏名、メールアドレス、パスワードを入力します。メールアドレスがそのまま弥生IDとなります。
「弥生ID利用規約」と「プライバシーポリシー」を読んで同意しますにチェックを入れ、登録するをクリックします。
登録したメールアドレス宛に確認メールが送付されるので、メールに記載されているURLにアクセスしてID登録を完了させましょう。
これで弥生IDの登録が完了し、Misocaを利用する準備ができました。
初年度無償キャンペーンに申し込む
今ならとってもお得な初年度無償キャンペーン中!
この機会にぜひMisocaを始めましょう。
利用するサービスを選ぶ
4つあるプランから、申し込むプランを選択します。今回は初年度無償キャンペーンが受けられるプラン15で申し込みます。
支払い方法を選ぶ
Misocaは、支払い方法を年契約と月契約で選択可能です。今回は、初年度無償キャンペーンが適用される年契約で申し込みます。
申込み内容を確認します。今回はMisocaのプラン15を年契約で申し込みます。初年度無償キャンペーンが適用されるので、合計支払金額が0円です。
「Misoca利用規約」および「プライバシーポリシー」を読んで同意しますにチェックを入れ、次へをクリックします。
サービス利用情報登録
登録者氏名、事業形態(法人・個人事業主)、会社名・個人事業者名、郵便番号、住所、業種、代表者氏名、電話番号を入力します。
ここで入力した内容は、請求書や納品書に記載する情報として利用されます。全ての項目を入力したら、登録するをクリックします。
Misoca支払い方法選択
支払い方法をクレジットカード決済または口座振替から選択します。初年度無償キャンペーンでの申込みでも、支払い情報の入力が必要です。これは、郵送代行サービスなど定額以外の料金が発生するためです。初年度無償キャンペーン終了前に解約すれば翌年度の料金は発生しないのでご安心ください。
それぞれの決済情報を入力し、申し込み内容確認をクリックします。
契約内容の確認
契約するサービス・プラン・契約単位・支払方法を確認し、申込みを確定するをクリックします。
これでMisocaの契約が完了しました。それではさっそく弥生マイポータルにログインして、MIsocaを起動してみましょう。
MIsoca(ミソカ)のメイン画面
Misocaは、弥生マイポータルから起動します。メイン画面には頻繁に使う見積書・納品書・請求書・案件・受信箱・取引先の6つのタブが並んでいます。
画面右上には自社情報の設定やヘルプなどのボタンが設置されています。
MIsoca(ミソカ)での請求書作成方法
請求書の新規作成
それではさっそくMisocaで請求書を作成してみましょう。
Misocaのメイン画面で請求書タブをクリックすると請求書作成画面が開きます。今回は新規作成するので、請求書を新しく作るをクリックします。
基本情報の入力
請求書の基本情報として、請求日、請求書番号、請求先名称などを入力します。必須のマークがある項目は入力しないと登録できません。
請求元情報として、請求者名や住所、連絡先を入力します。あらかじめサービス利用情報で登録してある内容が自動的に入力されています。
郵送代行サービスを利用する場合は、送付先を入力します。
課税設定で、消費税や源泉徴収税を設定します。これらの情報は自社情報の「課税設定」で初期値を設定できるので、変更がなければ毎回チェックする必要はありません。
明細の入力
明細欄に、品番・品名、数量、単位、金額を入力していきます。
品番・品名を入力すると、○○を登録するというボタンがフロート表示されます。これをクリックすれば、その品目をデータベースに登録し、呼び出せるようになります。
品目の新規登録画面がポップアップするので、単価などを入力して登録するをクリックします。
明細を入力していくと、自動的に小計・消費税・合計金額が計算されて表示されます。
入力が完了したら、保存するをクリックします。
請求書の編集
請求書の作成が完了し、画面下部にプレビューが表示されます。
作成した請求書を編集するには、編集ボタンをクリックします。
履歴タブでは、作成と編集を行った履歴が表示されます。
テンプレート切替タブからは、さまざまなデザインの請求書テンプレートを選べます。データが入力済でも、テンプレートを切り替えれば1クリックで請求書のデザインを変更できます。
請求書の発行
発行ボタンをクリックすると、郵送手続・メール送信・PDFダウンロード・印刷・共有可能なリンクを取得から、請求書の発行方法を選択できます。
郵送手続 | Misocaによる郵送代行サービス |
メール送信 | 取引先にメールで請求書ダウンロードURLを通知 |
PDFダウンロード | ローカルフォルダにPDF形式でダウンロード |
印刷 | WEBブラウザで印刷データを作成 |
共有可能なリンクを取得 | メッセンジャーなどで取引先に請求書ダウンロードURLを通知するためのURLを発行 |
今回は印刷を選択しました。Webブラウザ上に請求書イメージデータが作成されるので、後はプリンターから印刷するだけです。
MIsoca(ミソカ)での領収書作成方法
請求書データを開く
MIsoca(ミソカ)では、請求書作成画面から1クリックで領収書も印刷できます。
請求書作成画面から、領収書を印刷したい請求書データを選択します。
その他をクリックして、プルダウンメニューから領収書ダウンロードをクリックします。
領収書PDFを印刷する
領収書発行画面がポップアップするので、発行日と但し書きを入力し、PDFダウンロードをクリックします。
PDFファイルがダウンロードフォルダに保存されるので、ファイルを開き、印刷します。
Misoca(ミソカ)まとめ
Misocaは、請求書や領収書、注文書などの書類を簡単に作成・印刷できるクラウドサービスです。請求業務を低料金で省力化したいと考えている個人事業者やクラウドワーカーには、操作が簡単で使いやすいMisocaがおすすめです。MIsocaは、今ならなんと初年度無償キャンペーン中。
パソコンのWebブラウザからも、スマートフォン(Android・iOS)アプリからも書類の作成が可能なので、移動が多いノマドワーカーにもおすすめです。とってもお得な初年度無償キャンペーン中に、MIsocaを始めましょう。
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