ポテパンキャンプ(Potepan Camp)では転職が決まるとプログラミングスクールでかかった費用が全てキャッシュバックされるのをご存知ですか?
実質タダで学べるということです。そんな超お得ポテパンキャンプについての口コミと評判、料金などについてご紹介していきます。
ポテパンキャンプは費用が安く、キャリアアップやスキルチェンジに圧倒的な強さをみせる話題のプログラミングスクール「ポテパンキャンプ」の特徴や評価を、どこよりも詳しくじっくりみていきましょう。
メアリーちゃん
ガジェテクさん
Contents
ポテパンキャンプはどんなスクール?
ポテパンキャンプは3ヵ月でエンジニアになれる転職特化型Railsスクールです。
未経験者はプロのエンジニアに転身し、すでにエンジニアの人は就職や転職を成功させる。エンジニアのスキルアップやスキルチェンジを実現させるために、必要なノウハウを学ぶためのスクールがポテパンキャンプなのです。
ポテパンキャンプの運営会社について
ポテパンキャンプの運営会社の株式会社ポテパンは、エンジニアサポートに特化したマッチングサービスを行うコンサルタント会社です。
そんなわけで、運営するスクールがエンジニアの転職に特化しているのも納得できるところでしょう。2014年9月設立という比較的新しい会社で、若くて活気のある社風が特徴です。
ポテパンキャンプでの対象となる受講生はどんな人?
ポテパンキャンプが対象とする受講生は「関東首都圏在住の就職意思をもつエンジニア」が基本です。
もちろんそうではない人が受講してもかまいませんが、例えば渋谷にあるスクールに通えない環境ではポテパンキャンプで受講する意味が弱くなります。
またスクール修了後の就職、転職のために紹介される企業の多くも関東首都圏が中心になります。
受講希望者に求められるスキルレベルがある
ポテパンキャンプでは、受講希望者に求められるウェブスキルもある程度高めのレベルに設定されています。
具体的には一般的なプログラミングスクールや仕事の実務経験レベルでプログラミングの基礎を習得した人ということになります。
つまり就職や転職、キャリアアップのために入校するのがメインのスクールであり、もちろん未経験者も受講できますが、通常は基礎(チュートリアル)を習得する専用のコースから始めることになります。
ポテパンキャンプのコースとその費用は
ポテパンキャンプのコースは大きく分けると2種類です。ひとつは未経験者のためのビギナーコースで、もうひとつは経験者のためのキャリアコースとなります。
事前のカウンセリングによって受講生の実力や希望をヒアリングし、キャリアプランの提案とともにその後コースの振り分けがされます。各々の特徴と費用をみてみましょう。
ポテパンキャンプのビギナーコース
完全な未経験者も対象となるコースで学習期間は4ヵ月です。費用は162,000円で、最初の1ヶ月でRuby on Railsの基礎をキッチリ習得することになります。
そのあとはもうひとつのコースであるキャリアコースと同じ進め方で、オリジナルECサイトの構築がメインになります。
経験者の人でもこのビギナーコースからはじめる人が多いそうです。
メアリーちゃん
ガジェテクさん
ポテパンキャンプのキャリアコース
ビギナーコースで基礎を習得した受講生や、ある程度の経験者でプログラムスキルを持っている人が対象となるコースです。学習期間は3ヵ月で費用は108,000円です。
具体的にはRailsフレームワークであるSolidusを使って、受講生ごと個別にタスクを進めていくことになります。
最初からこちらのコースを選択するには、Webページの構造のマークアップ言語であるHTMLやスタイルシートに対応するCSSといった基礎中の基礎は一通り習得しておく必要があります。
ポテパンキャンプのキャッシュバックシステム
ポテパンキャンプには、同スクールのサポートを受けて受講生がエンジニア転職に成功した場合、受講料の108,000円が返却される制度があります。キャリアコースの受講生がポテパンキャンプ経由で転職すると、受講料が実質無料になるわけです。
ポテパンキャンプのメンターは原則現役のエンジニアで、現場経験のあるキャリアばかりです。
そういった講師から直接アドバイスをしてもらえることを考えると、実質無料のシステムを実施しているポテパンキャンプの料金体系はまさに「破格の安さ」といってよいでしょう。
ポテパンキャンプの特徴
ここではポテパンキャンプ自らが挙げている特徴について、まとめて紹介してみます。もちろん公式ウェブサイトに掲載されている内容もありますが、そこに簡単な解説も加えてみようと思います。
POINT1 仕事獲得に特化
そもそもポテパンキャンプはプログラミングを学習させるためのスクールというより、エンジニアのキャリアアップや転職サポートを主たる目的としています。
このことはとても重要で、極端な話、現状トレンドとされるプログラミング言語の「Ruby」やそのフレームワークである「Ruby on Rails」がメインの学習となっていますが、次のトレンドが出現すればすぐに対応する姿勢を持っているということです。
POINT2 実質0円で受講可能!
この特徴は一定水準以上のスキルをもつ経験者が、キャリアコース修了後半年以内にポテパンキャンプのサポートで就職、転職した場合のキャッシュバックのことです。これはポテパンキャンプの人材サービスの価値を市場が認めている証明に他なりません。
ポテパンキャンプも営利活動をしている以上は人材を企業に紹介することでマージンを得ているわけですが、簡単に言うと、そのマージンは修了生に受講料と同額を支払っても「企業活動として成り立つ」と考えられるからです。
いずれにしろ、就職や転職を目的とする受講生にとっては非常にありがたい話なのはまちがいありません。
POINT3 レベルの高いメンターチーム
CTO経験のあるリードエンジニアがメンターとして在籍しているというのは、ポテパンキャンプ以外では考えられないのではないでしょうか。
現役Railsエンジニアから直接教えてもらえる環境、ましてそれがバリバリの現役エンジニアというのは、正直お金では買えない環境です。
POINT4 厳選された求人をご紹介
ポテパンキャンプでは卒業後に就職、転職先を紹介してくれるサポート体制が整っています。これは運営会社の株式会社ポテパンが、エンジニアサポートに特化したマッチングサービスを行うコンサルタント会社だからですが、「求人が厳選されているか」は知るすべがありません。
ただし、実際の卒業生の就職先をみると「縛りの少ない自社内開発を行っている企業」が大半のようです。つまり一般的にあまり好まれないSES契約が少なく、企業に雇われてから各依頼元の会社で開発に従事するという労働環境が、少なくとも就職した当初は少ないということです。
これは多くのエンジニアにとって嬉しい話であり、充分に「厳選された求人」といってよいでしょう。
POINT5 正社員にもフリーにも転身可能
ポテパンキャンプが紹介してくれる求人は、原則すべて「正社員雇用」です。派遣社員が良いという人もいるかもしれませんが、正社員のほうが圧倒的に待遇は良いでしょう。
さたにポテパンキャンプはフリーランスへの転身についてのアドバイスも充実しています。運営会社のポテパンがフリーエンジニアに特化した案件紹介サービスを行っているくらいですから、当然そうしたノウハウは充実しているわけです。
将来フリーランスのエンジニアを目指す人も少なくないでしょうから、嬉しいサービスというわけですね。
ポテパンキャンプの受講から就職への流れ
実際にポテパンキャンプでの受講形式がどのようなものになっているのかを確認してみましょう。
ポテパンキャンプは現在のところ、他のプログラミングスクールのような「無料体験説明会」のようなものを行っていません。ここではポテパンキャンプの入校から卒業、就職までの流れについて、公式ウェブサイトに記載された内容に捕捉する形でみていこうと思います。
STEP1 無料カウンセリング&選考
ポテパンキャンプには受講前のカウンセリングがあり、ここで受講希望者が学習内容についてくることができるかどうか判断されます。
受講開始の前提条件として、一定以上のプログラミングスキルが必要となるわけですが、具体的には「Railsのチュートリアルをひととおりやっていること」とのことでした。
当然初心者でそのレベルに達している人はまずいません。また、ある程度の経験者であっても選考時の面談でビギナーコースの選考対象となるケースが多々みられました。
STEP2 Railsチュートリアル or 課題開発
無料カウンセリングと選考が終わると、各受講生はおのおのリモートで課題に取り組むことになります。実際になにをやるかというと、バージョン管理ツールのホスティングサービスに20項目程度の課題があらかじめアップされており、それを進めていくことになります。
具体的には、HTMLやそのスタイルシート(CSS)、JavaScriptで作成されたECサイトのコードを解読し、Railsを使って書き換えや機能追加を行っていくスタイルとのことでした。
実際に現場で依頼される仕事の多くがこうした「Railsを使った書き換えや機能追加」であることから、より実践的な作業を課題としていることになります。
このあとの段階(STEP3)である「仕事探し」に進むためには、一定以上の課題(5課題)をクリアする必要があります。なお、通常の講習期間である3ヶ月の間に、20課題すべてをクリアする受講生はまずいないとのことでした。
STEP3 仕事探し&面談対策開始
ポテパンキャンプではキャリアコンサルタントが個々の修了生とのヒアリング面談を行い、個人個人の仕事の希望や方向性を確認していきます。また、就職時の面談対策も同時に行うなど、きめ細かいサポート体制が充実していました。
紹介される企業の多くが一流どころのWEB関連企業であり、これは運営会社と業界との太いパイプによるところが大きいという印象を受けました。いずれにしろ、就職、転職をひとつのゴールと定める以上、そこをおろそかにせず充実したサポートを提供している姿勢がうかがえます。
STEP4 企業面談開始
キャリアコンサルタントとのヒアリングを終え、候補となる企業を絞り込み、「あとは受講生が自分でがんばってください」とはならないのがポテパンキャンプのよいところです。
起業との面談の調整や面談対策もしっかりとフォローしてくれます。就職先の企業については常時20社程度が確保されており、ポテパンキャンプを修了していることが、そのまま「実務経験1年程度相当のエンジニア以上」と同義になるとのことですから、未経験者でもエンジニアとして就職できるというのも納得でした。
STEP5 内定&全額キャッシュバック
申し込んだ企業から内定をもらい「就職が決まった」時点でキャッシュバックが行われます。お祝い金といった位置づけがなされているわけですが、当然ポテパンキャンプには企業から「紹介料」としてキックバックが入ることになります。
また、エンジニアのフリーランスサポートも同時に行ってはいますが、こちらは同じポテパンでも「ポテパンフリーランス」という専門の案件・求人サイトがあるので、そこに相談してみるのもいいなと感じました。
前述したとおり、ポテパンキャンプからの紹介で就職した受講生には、受講料108,000円がキャッシュバックされます。もちろん必ず就職しなければならないという「強制」ではありませんし、ポテパンキャンプとは関係のない就職先を自分で見つけてもOKで制約はありません。ただしその場合キャッシュバックは受けられなくなります。
ポテパンキャンプの口コミと評判!料金は?のまとめ
ポテパンキャンプの口コミと評判について、いくつかの項目でまとめてみていきます。数あるプログラミングスクールのなかでも、こと「コストパフォーマンス」において抜きん出ているイメージがあるポテパンキャンプの評価は果たして?
リモートカリキュラムとコードレビューについて
ポテパンキャンプで個々にリモートで課題に取り組み作業を進める受講生は、週に一度土曜日に渋谷のオフィスに集まりオフラインでコードレビューを受けることができます。口コミと評判は以下のとおりです。
・現役のエンジニアが行うコードレビューというのは、きめ細かさや分かりやすさが段違いでした。
・とても質の高いコードレビューのおかげで、プログラミング学習の進み方に非常に良い影響を及ぼしてくれています。
このコードレビューは、オンラインであっても非常に親切で丁寧なことで知られ、それがポテパンキャンプの人気の秘密となっていました。
さらに驚くことには、毎週土曜日のオフラインで行われる渋谷オフィスのコードレビューにおいては、現役CTO(最高技術責任者)からのレビューまでもらえるというのです。
そのようなことから、ポテパンキャンプのリモートカリキュラムとコードレビューの評価は非常に高いといえるでしょう。
いっぽうで、こんまま受講生が増加すれば、そうした「特別なサービス」が少なくなっていくのではないかという懸念の声も一部にありました。
メンターが現役エンジニアであること
多くのプログラミングスクールでは、メンターがいることやマンツーマンサポートを喧伝しています。ところがポテパンキャンプではそれが「当たり前」で、しかもそのメンターのレベルが非常に高いというわけです。
実際、多くの口コミ、評価でこの点はよく取り上げられています。やはり現役エンジニアのなかでも高いスキルをもつ講師がいるというのは、プログラミングスクールにとって非常に大きな評価ポイントとなるわけです。
無料カウンセリングの「選考」について
ポテパンキャンプの無料カウンセリングは、プログラミングスクールには珍しい「選考」を兼ねています。
この選考で「必要レベルに達していない人」は、Railsのチュートリアル(基礎学習)を学ぶビギナーコースを1ヶ月かけて受講することになります。また、モチベーションの低い人は受講自体の再考を促されたりします。
このカウンセリングのおかげで、ポテパンキャンプのキャリアコースは学習内容のレベルを高く維持できている、という評価が非常に多いです。
確かにこれはスキルアップを目指す受講生にとっても、高スペックの人材を輩出したいスクールにとっても、価値あることというわけです。
ポテパンキャンプが「無料カウンセリング」という名の選抜を行うのは、スクールの受講生のレベルを一定水準以上に保つためなので仕方ないという意見もよくきかれます。
自らを高いステージに押し上げたいと願う受講生にとっては、厳しい「選考基準」もよしとしているのでしょう。
これはポテパンキャンプが輩出する人材のクオリティーが担保されており、それに対し人材提供を受ける企業が対価を支払っていることと関連しています。
あえて大量の受講生を抱え、そこから発生する授業料を利益のメインとするのではなく、少数精鋭の生徒を実務レベルのハイスペックエンジニアに引き上げて世に送り出し、それによって結果利益を出すビジネスモデルと捉えることもできるでしょう。
対象となる受講生のハードルは「高い」
ポテパンキャンプの受講生には「渋谷に通えること」などに加え、「少なくとも3カ月の間、毎日ある程度まとまった時間をプログラミング学習に割くことができる」という条件をクリアしている必要があります。これは案外高いハードルではないでしょうか。
住んでいる地域が渋谷に近くないと、通いたくてもなかなか通えないという口コミはかなりありました。
また、「仕事を続けながらでも受講できるというが、レベルの高いカリキュラムや課題に取り組むのは余暇時間がよほどないと難しいと感じた」という意見も散見されます。
学習のためにまとまった時間を捻出することは、お金を払うのと同義でもあるのです。お金がある程度自由になるか、代替として自由になる時間があるのは、それこそお金持ちか大学生でしょう。
もちろん、40歳を超えたサラリーマンがパテパンキャンプで「ブレイク」することだってありますが、それはどちらかといえばレアケースになってしまいます。
募集要項の年齢制限について
実はあまり口コミや評価サイトで触れられないことですが、ポテパンキャンプの「募集要項」には「未経験者は20代まで・経験者は30代まで」と明記されています。つまり、ビギナーコースは20代まで、キャリアコースでも30代までが受講条件となるのです。
実際にエンジニアとして就職、転職を目指す世代の多くは20~30代までであるためスクールの評価を下げることにはつながりません。
また、公式ウェブサイトの「受講生のインタビュー」には44歳未経験でエンジニアへ転職した方の記事が掲載されていますから、年齢制限も「絶対」というわけではないようです。
持ち込めるパソコンについて
持ち込めるパソコンはMacのみです。これもエンジニア志望の方の共通認識なのか、悪い評価となることはありません。
そもそもRubyを習得することが前提であるならば、Mac対応となるのはある程度必然なのですが、そのこと自体に触れている口コミは見当たりませんでした。パソコンはMac一択で、それは当然ということです。
完全な初心者にはレベルが合っていない
「Railsの基礎が習得できていること」はキャリアコースの前提条件となります。それ自体が悪いことではないのですが、やはりある程度の前段階のスキルレベルは必要であり、全くの初心者は「それなりの覚悟」が必要という口コミや評判が目立ちました。
多くの人はビギナーコースで1ヵ月間「Railsのチュートリアル」を習得したのち、そのままキャリアコースに進みますが、完全な初心者にいきなり「Railsのチュートリアルを1ヶ月でマスターしろ」というのは、少々酷なことではないかという意見も見られました。
総じて「良い評価、口コミ」が圧倒的に多い
ポテパンキャンプの口コミ、評価を総合すると、良い意見が非常に多いといえます。これはやはりスクールの講師のレベルの高さと、決して妥協しない受講生への「学習の要求」に要因があるといえそうです。
プログラミングスクールにおいて、もっとも基礎的なことであり、もっとも重要視されるべき「人材」について、ポテパンキャンプの評価は高いといえるでしょう。
【最後に】ポテパンキャンプの目指すところはなにか
ポテパンキャンプはプログラミングスクールであると同時に、エンジニアの育成と派遣を行う「人材教育育成派遣機関」でもあります。
ポテパンキャンプの目指すところは、自らのスクール修了生のクオリティー維持によってポテパンキャンプ出身エンジニアの「ブランド化」でもあるのかもしれません。
受講生が「ポテパンキャンプを卒業していれば就職に困らない看板を手に入れられる」ようになれば、それはスクールにも受講生にも大きなメリットをもたらしてくれるでしょう。
ガジェテクさん

コメントを残す