YouTubeで広告が表示されるTik Tokというアプリのことはご存知でしょうか?
色んな人が音楽に合わせてノリノリの口パクしている広告が色々と話題になっていますね。
広告を見てちょっと興味を持ったけれど、イマイチどんなアプリかわからないという方に向けて、Tik Tokの特徴と使い方をご紹介します。
Contents
Tik Tokとは
Tik Tokは中国の会社が運営する動画SNSアプリです。
YouTubeに表示される広告のように音楽に合わせた15秒間のショートムービーを作って投稿したり、他のユーザーが投稿した動画に「いいね」や「コメント」をつけて交流することができます。
更に、ユーザーはTik Tok内の動画をFacebookやTwitterに共有することもできるので、面白い動画はインターネット上でどんどん拡散されやすい、という特徴があります。
2017年にサービスが終了した「VINE」や欧米を中心に人気のある「musical.ly」と似ているところが多いので、その二つのアプリを知っている方ならどんなアプリか想像しやすいと思います。
YouTubeやTwitter上で頻繁に広告が表示されることで、良くも悪くも話題になりましたが、今やGoogle Playのダウンロード数1千万越えというアジアを中心に名実共に人気のアプリとなっています。
Tik Tokの特徴
- 15秒のショートムービーが手軽に作れる
- 動画に使う音楽が豊富に用意されている
- 他の人の動画に「いいね」やコメントが送れる
- 動画にハッシュタグを付けて同じテーマで色々なユーザーの動画を見られる
- 利用者は主に中高生の若年層
- 人気YouTuberや芸能人も動画を投稿している
Tik Tokの一番の特徴は、非常に手軽に動画を作成・編集して投稿できるという点です。
動画を作成するというと、撮影から編集、投稿まで色々なアプリやソフトを使ったり、動画で使う音楽や効果音などの素材を探さないといけなかったりと非常に手間がかかるイメージがありますが、Tik Tokは撮影から編集、投稿まで全てアプリ内で出来るので手間がかかりません。
音楽もアプリ側で用意されているので、自分で音源を探す必要もありません。
しかも、動画編集に使える効果やスタンプの種類が多いので、時間をかけて凝った動画を作ることもできます。
自撮りアプリでお馴染みの「顔認証対応スタンプ」や「美顔補正効果」を使って色々盛った自撮り動画だって作れちゃうんです。
Tik Tokの利用者は中高生が中心で、なかには小学生で動画を配信する人もいるぐらい若者の間で流行っています。
コメントやいいね機能で動画投稿者と気軽にコミュニケーションが取ったり、ハッシュタグで自分が好きなテーマの動画を探したり投稿したりできるので、共通の趣味を持つ人と動画を通じて気軽に盛り上がれる点も人気の理由のようです。
最近では有名なYouTuberや芸能人もTik Tokに動画を投稿して話題になっています。
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【アプリの使い方・準備編】ダウンロード~ユーザー登録
Tik Tokの起動から動画作成までの手順を画像付きでご紹介していきます。
1.Tik TokをApp Store(iPhone)またはGoogle Playストア(Android)からダウンロード&インストールします。
2.アプリを起動すると、他のユーザーが投稿した動画が表示されます。
3.中央下の赤枠で囲った「+」ボタンが動画撮影ボタンです。ここをタップすると、ユーザー登録画面が表示されます。
4.ユーザー登録は、LINE・Twitter・Instagram・Facebook・Google+など他アプリのアカウントを使って行います。表示された中から、使用したいアカウントをタップすればユーザー登録完了です。投稿した動画をTwitterやFacebookにもシェアしたい方は、そのアプリのアカウントを使用すると、シェアしやすくなりますよ。
【アプリの基本的な使い方・動画を見る】他のユーザーの動画を視聴する
ユーザー登録が終わったところで、他のユーザーの動画の視聴方法をご紹介します。
動画視聴画面の説明
アプリを起動して最初に表示される画面の各ボタンを説明します。
- ホーム:他のユーザーの動画が表示される(上の画像の画面)
- 検索:ユーザー、楽曲、ハッシュタグで検索する
- 動画作成:動画を撮影する
- 通知:自分のファン(フォロワー)、動画への「いいね」、コメントなどを確認できる
- プロフィール:自分のプロフィールの表示・編集。投稿済みの動画の共有や削除もここから
画面上部の「フォロー・おすすめ・新規」をタップして表示する動画のカテゴリー切替ができます。
- 投稿者プロフィール:今見ている動画の投稿者のプロフィールを確認できる。フォローもここから
- いいね:動画に「いいね」をつける
- コメント:動画にコメントをつける。自分以外の人のコメントも確認できる
- シェア:動画を共有する
- 楽曲:動画に使われている楽曲を確認する。同じ曲を使って動画撮影も可能
また、動画表示中に下にスワイプすると、別の動画に移動できます。
【アプリの基本的な使い方・動画投稿編1】動画に使用する音楽を選ぶ
ここからは、自分で動画を投稿する手順をご紹介します。
1.まずは画面中央下の「+」をタップします。
2.動画に使用する楽曲を選びます。Tik Tokの広告でお馴染みの口パク用のセリフ入りのものだけではなく、「J-Pop」や「ダンス」など色々なジャンルの楽曲が用意されています。
3.曲名をタップすると、その曲を視聴できます。使いたい曲が決まったら「確認して撮影を始める」をタップします。
ちなみに「楽曲を選ぶ」画面で「アップロード」(下の画面の赤枠で囲った部分)を選択すると、ストレージに入っている撮影済みの動画を使って動画を作成することもできますよ。
【アプリの基本的な使い方・動画投稿編2】撮影する
1.撮影画面に移動したら、画面中央の赤い「長押し」ボタンを長押しで撮影できます。
2.また、青枠で囲った部分の「タップで撮影」を選択すると、「タップで撮影開始→再度タップで撮影を停止」するモードに切り替えることもできます。撮影時に両手を開けたい時に便利です。
撮影画面の説明
- スタンプ:スタンプをつけながら撮影。画像のようなフレームタイプから、自撮りアプリのような顔認証のスタンプまで様々なスタンプが用意されています。
- 撮影速度:動画の撮影速度を選択
- カメラ切替:使用するカメラを切替
- 美顔に:フィルターをかけながら撮影
- タイマー:あらかじめ決めた秒数分、タップや長押しせずに撮影する
- タイムバー:動画を撮影し始めると、この部分に撮影済み時間が黄色く表示される。一度長押ししてから指を離すまでが一ブロック扱いとなり、ブロックごとに白い区切りが表示される
- 削除ボタン:直前に撮影したブロックを削除する
3.撮影が終わったら、右上の「次へ」をタップします。
【アプリの基本的な使い方・動画投稿編3】編集する
撮影が終わったら、特殊効果などをつけて編集します。
編集画面の説明
- カット:曲を好きな部分でカットする
- ミキサー:オリジナルサウンド(撮影時にスマホが拾った音)と楽曲の音量を調節
- 特殊効果:動画にエフェクトをつけます。タイムバーで開始地点を選んだあと、使いたい特殊効果を長押しします。
- カバーを選ぶ:動画のカバー(サムネイル)を選びます。
編集が完了したら「次へ」をタップします。
【アプリの使い方・動画投稿編4】動画を投稿・シェアする
動画の撮影・編集まで終わったら、最後に動画のタイトル・ハッシュタグを付け、「投稿」をタップすれば動画が投稿されます。
編集途中で保存したい場合は「下書き」をタップしてください。
他のアプリのアカウントと連携しておけば、「投稿と同時にシェア」機能を使うこともできますよ。
投稿または下書き保存した動画は、プロフィール画面から確認・編集・削除ができます。
Tik Tokの動画をスマホやPCにダウンロード&保存する方法
Tik Tokに投稿された動画はスマホやPCに保存し、オフラインで再生することもできます。
スマホのストレージに保存する方法
保存したい動画の「シェア」ボタンをタップし、「ローカルに保存」を選択すると、スマホのストレージにmp4形式でダウンロード&保存されます。
スマホのストレージに保存したファイルは、スマホのmp4対応の動画再生アプリでオフライン再生できます。
ただし、動画ファイルは容量が大きいので、いくつも保存するとストレージを圧迫し、スマホの動作が遅くなるかもしれません。
ストレージを圧迫したくない方は外付けSIMにファイルやPCに動画ファイルを移動させた方が良いでしょう。
スマホのストレージ管理機能を使えば、保存済みの動画ファイルをGoogleドライブにアップロードしたり、ファイル共有アプリを使ってPCに送信することができます。
PCに動画を保存する
「シェア」機能を使って、PCからアクセスできるアドレス宛に動画ファイルを添付したメールを送付したり、Google DriveなどのWebストレージにアップロードすることで動画ファイル(mp4)をPCに保存することができます。
PCに保存したファイルは、Windows Media Playerなどの動画再生アプリでPC上で再生できます。
まとめ
ちょっとうざい広告で有名なTik Tokですが、アプリ内では面白系・可愛い系・かっこいい系・動物系など様々な動画が投稿されていて、見ていて飽きません。
手軽に動画の撮影・編集・投稿ができる一方、動画編集機能が充実しているので誰でもアイデア次第でクオリティーの高い動画を作成できるところも魅力です。
広告のイメージだけで避けていると少し勿体ないTick Tockの世界を、ぜひ実際に体験してみてください。
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