登山用アプリ ジオグラフィカの使い方と有料課金について

ハイキングやトレッキング、渓流釣り、雪山登山など山にはアウトドアの魅力が詰まっていますね。
人工物から離れ、自然に囲まれた非日常感を味わうのもアウトドアの醍醐味の一つですが、山中で道に迷ったり、ルートが正しいか自信が持てずにヒヤリとしたことはありませんか?
そんな時に役立つのが、携帯の電波が届かない場所でも現在地を特定し、GPSによるナビゲーション機能が使える登山用アプリ ジオグラフィカです。
当記事では、ジオグラフィカの使い方や無料版と有料版の違いについてご紹介します。

Contents

登山用アプリ ジオグラフィカとは?オフラインでも使えるGPSアプリ

開発 keiziweb
対応デバイス iPhone5以降(iOS9.0以降搭載のiPhone)/AndroidOS4.1以上(GPS・加速度センサー・電子コンパス機能搭載機種)
料金 インストール&基本使用料 無料 (機能制限解除のためのアプリ内課金960円(税込)/買い切り型)
使用している地図 国土地理院/Google Map SDK for iOS/OpenStreetMapなど

ジオグラフィカ | 登山用GPS

ジオグラフィカ | 登山用GPS

keiji matsumoto無料posted withアプリーチ

ジオグラフィカは全世界で使える「キャッシュ型オフラインGPSアプリ」です。あらかじめインターネットに接続できる環境で地図をキャッシュ(保存)しておけば、携帯の電波が届かない場所でも地図を表示し、GPS機能を使って現在地を把握し、目的地までナビゲーションしてくれるという非常に便利なアプリなんです。

GPSによる現在地の表示以外にも、ルートの作成機能ナビゲーション機能音声案内機能トラックログ(移動記録の保存)など便利な機能が盛り沢山!

しかも、ほとんどの基本的な機能は無料(試用)版で使えます。また、機能制限が解除される有料版は、支払いが一回限りの買い切り型で便利な機能が無制限で使えるようになります。登山やハイキング、釣りなどアウトドアがお好きな方はぜひ一度試していただきたいアプリです。

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ジオグラフィカがオフラインで使える理由

普段、街中で使える地図アプリが、携帯の電波が届かない場所では使えなかった、という経験をされたことは多いと思います。
ジオグラフィカは何故、携帯の電波が届かない山の中でもGPS機能を使ってナビゲーションできるのでしょうか。それには2つの理由があります。

ジオグラフィカでスマホのGPS機能は屋外ならばどこでも使える?

一つ目の理由についてはジオグラフィカの機能というより、スマホのGPS機能全般の話ですが、通常、GPSは衛星の信号を受信して現在地を特定しています。そのため、空がよく見える屋外(=衛星の信号を受信しやすい場所)ならば、どこでもスマホのGPS機能が使用できます。携帯の基地局や無線LANが周囲にないと使えないのは「A-GPS(Assist-GPS)」呼ばれるGPSを屋内でも使えるようにしたり、GPSの位置特定の時間を早くする補助的なシステムの方です。そのため、屋外で使う分には、周囲に基地局がなくてもいつもより現在地の特定に時間がかかるだけで、GPSの精度自体には影響がないと言われています。

山の中で通常の地図アプリが使えなくなるのは、GPS機能が使えなくなるからではないのですね。
そこに関係してくるのが、次の二つ目の理由です。

ジオグラフィカの地図データは事前にキャッシュ(保存)

GPS機能で場所の特定ができても、その現在地を表示する地図がなければ自分の位置を把握するのは難しくなります。
通常の地図アプリでは、地図データを逐一インターネット上からダウンロードし、表示しています。そのため、地図データをダウンロードできないオフライン環境では地図アプリが使用できなくなるのです。

ジオグラフィカでは、事前にインターネット上からダウンロードし、スマホにキャッシュ(保存)した地図を表示させるため、インターネットに接続できない環境でもナビゲーションができる仕組みになっています。

ジオグラフィカの主な機能と特徴


ジオグラフィカの主な機能と特徴は次の通りです。

ジオグラフィカの主な機能

  • アプリで表示した地図の自動保存/保存した地図のオフライン再生
  • 指定した範囲の地図を一度に保存する一括キャッシュ機能
  • 地図に「色別標高図」や「雪崩傾斜」などを重ねて表示するオーバーレイ機能
  • GPSによる現在地確認機能
  • 自分が歩いたルートの距離、時間、高低差などを記録するトラフィックログ(GPSログ)機能
  • 地図上の任意の場所にマーカー設置可。現在地からマーカーまでの距離や時間を表示
  • 登山ルート作成機能
  • ルートに沿った自動ナビゲーション機能/音声案内機能
  • スマホを振るだけで音声案内してくれるシェイクスピーチ機能
  • 現在地やルートをメールやSMSで共有可
  • マーカー・ルート・トラックログのファイルを管理・分類可

基本的な機能だけでもこんなにあるんですね。(無料版では一部機能に回数制限・容量制限あり)

しかも、ジオグラフィカは現在も機能の改善・変更が行われており、Facebook上で使い方講座なども更新されているので、今後も色々と進化が期待できるアプリなんですよ。

ジオグラフィカの特徴

  • ボタン長押しで現在使用できる最適な機能を表示するスマートメニュー機能あり
  • マーカー設置もトラックログの記録開始も2タップでOK
  • 海外でも使用可能
  • 距離・高度の単位はメートル・マイル・海里・フィートに対応
  • 地図は12500分の1まで表示可能(国土地理院の地図使用時)
  • SIMなしスマホでも使用可能(無線LANで地図をキャッシュし、オフラインで表示可能)
  • バッテリーの消費量は一時間に3~7%(電源モードや機種による差あり)
  • iPhone同士、Android同士なら機種変更後にバックアップデータ反映&課金による機能解除状態の継続可

機能が多いアプリの中には、操作が複雑で初めての方には使いにくいものもありますよね。
ジオグラフィカは開発者自らフィールドテストを何度も行っているだけあって、多機能ながらアウトドア中によく使う機能は簡単な操作で使えるようになっています。

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ジオグラフィカの初期設定とホーム画面の説明

ジオグラフィカの初期設定

ジオグラフィカはiTunes App StoreおよびGoogle Playストアからダウンロードできます。
対応デバイスは、iPhone5以降またはAndroidOS4.1以上で、GPS・加速度センサー・電子コンパス機能搭載機種になります。
iPod touchやiPadは動作保障対象外です。

1.アプリをiTunes App StoreおよびGoogle Playストアからダウンロード&インストールします。

2.アプリを起動し、「写真、メディア、ファイルへのアクセス」と「端末の位置情報へのアクセス」を許可します。※この2つを許可しないと、GPS機能やナビゲーション機能が使用できません。

 

3.外付けSDカードがある場合は、地図データの保存先を変更するか確認画面が表示されます。この設定は後から変更できます。
これで、初期設定は完了しました。

ジオグラフィカのホーム画面

ジオグラフィカのホーム画面になります。地図部分をダブルタップまたはピンチイン・ピンチアウトで拡大縮小スクロールで上下左右に移動できます。

  1. メニュー:タップで各種メニューやアプリの設定を表示。長押しでスマートメニューを表示
  2. 画面クリア:タップでと画面クリアボタン以外のボタンと上部の座標表示が消えます。2回タップで再度ボタンと座標が表示されます
  3. GPS開始:タップでとGPS機能を有効にして現在地を赤いカーソルで表示します。GPS機能が無効の間は黄色、有効の間は緑色になります
  4. 現在地追尾:タップで現在地を画面の中央に固定します。もう一度タップすると非固定(=スクロール可)状態になります。(固定状態は緑色、非固定状態は黄色)
  5. マーカー追加(地点登録):センターマーク(画面中央の十字)の位置にマーカー(ウェイポイント、POI)を追加します
  6. トラックログ(GPS記録)開始:GPSを有効にし、移動距離・高度・時間・速度などのログの記録を開始します。記録中に再度タップすると、記録の停止や一時停止ができます。(記録中はボタンが緑色)
  7. ルート案内:あらかじめ作っていたルートに沿ってナビゲーションを開始します。(ナビゲーション中は緑色)

  1. 座標表示:現在地の座標、高度、コンパス、移動速度が表示されます。長押しで現在地情報をTwitterやFacebook、メールで共有できます
  2. 検索窓:8の「座標表示」を右スライドすると表示されます。目的地を山や地域名、住所などで検索できます

ジオグラフィカの使い方1-登山予定の山の地図を表示・保存する


ジオグラフィカはインターネット接続状態で地図を表示させることで、自動的に地図をスマホに保存し、オフライン環境でも見られるようにしてくれます。

地図を表示(保存)させるために、はじめに、登山予定の山の位置を検索します。

1.ホーム画面上部の座標表示部分を右へスライドします

2.検索窓が表示されたら、目的地の住所、山名、地域名などを入力します

3.検索結果が表示されるので、目的の場所をタップし、確認画面で「Yes」をタップします

 

これで目的の場所が表示されます。更に、画面の拡大・縮小やスクロールを行って、登山ルートとその周辺の地図を表示しましょう。無料(試用)版では、最大100MBまで地図を保存できます。

画面に表示した地図は自動的に保存されるので、後でご紹介するマーカーの設置・ルートの設定も行いつつ、ルート予定地とその周辺の地図を表示させておくと効率的に保存できます。

注意
同じ場所の地図でも、インターネット接続環境下で表示していない倍率の地図はオフラインで表示できません。

広域地図だけ保存して詳細地図は表示していない場合:

オフライン環境下で地図を拡大してもモザイク表示になります。

詳細地図だけ保存して広域地図は保存していない場合:

オフライン環境下で広域地図を表示しようとしても、何も表示されません

ジオグラフィカの使い方2-地図上にマーカー・ルート作成する

マーカー(ウェイポイント・POI・地点)の設置

地図上の登山口・分岐・山頂・山小屋・ゴール地点・駅など重要な場所に目印を設置します。マーカーを設置しておくと、地図上で位置を確認しやすくなるだけではなく、現在地からの距離や到着予定時刻を確認やルート案内が簡単にできるようになります。
1.「ジオグラフィカの使い方1-登山予定の山の地図を表示・保存する」の手順で目的地周辺の地図を表示します
2.画面をスクロールしてマーカーを設置したい場所にセンターマーク(画面中央の十字)を重ねます

3.マーカー追加ボタンをタップします

4.マーカー追加メニューが表示されるので、「マーカーの名前」「読み方」「メモ」「保存先フォルダ」「アイコン」「接近報告の有無」を設定し、「」ボタンをタップします。なお、「マーカーの名前」の先頭を絵文字にすると、その絵文字をマーカーのアイコンに設定できます

 

これでマーカーの登録が完了しました。登録したマーカーは「メニューボタン>ファイル>マーカー」から編集・削除・エクスポートなどの操作ができます。

マーカーをロックオン(目的地に設定)

登録したマーカーはロックオン(目的地に設定)できます。
1.目的地にしたいマーカーを地図上で長押しします

 

2.メニューが表示されるので「ロックオン」をタップします

3.現在地とマーカーが線で繋がれ、画面上部に「マーカー情報(距離(高度差も加味した直線距離)、高度差、到着予想日時)」が表示されるようになります。マーカー情報をタップすることで、画面をスクロールしていても、一瞬でそのマーカーの位置に移動できます

4.ロックオン状態は、再度マーカーを長押しして「ロック解除」をタップすることでを解除できます

ルート作成する

登山口、分岐点、休憩場所、山頂、ゴールなどに設置したマーカーを繋ぎ合わせて登山のルート作成ができます。
あらかじめルート作成をしておくと、登山時にルートに沿ったナビゲーション機能が使えるようになります。

1.「マーカー(ウェイポイント・POI・地点)の設置」の手順で、登山ルートの登山口、分岐点、休憩場所、山頂、ゴールなどにマーカーを設置します

 

2.「メニューボタン>ツール>地図からルート作成」をタップします

3.手順1で作成したマーカーを、スタート地点からゴールまで順番にタップし、ゴールまで設定し終えたら「」ボタンをタップします。タップし間違えた場合は、画面下部の「」ボタンで一つ戻ります

4.作成したルートの名前を入力し、「」ボタンをタップします

これでルート作成は完了です。作成したルートは「メニューボタン>ファイル>ルート」から編集・削除・エクスポートなどの操作ができます。

MEMO
行きも帰りも同じルートを通る(ピストンルート)の場合は、行きのルートだけ設定しておけば、ルート案内時に「往復ルート」を選択することで、ゴールに到達した後、自動的に帰りのルートの案内を開始してくれます。

ジオグラフィカの使い方3-ルート案内機能を使う


ルート案内機能を使うと、マーカーに到着した時に音声でお知らせしてくれます。また、次のマーカーまでの距離や到達予想時間などの情報を定期的にお知らせしてくれる「インターバルスピーチ」やスマホを振る度に情報を教えてくれる「シェイクスピーチ機能」も利用できます。

ルート案内を開始する

1.ホーム画面の「ルート案内ボタン」をタップします。

2.ルート一覧の中から目的のルートの横に表示されている緑色の「R」をタップします

 

3.ルート案内方法を下記から選択します

  • ルート案内
    • ルート作成時に設定したスタート地点からゴール地点まで順にマーカーを辿って案内します
  • 逆ルート案内
    • ルート作成時に設定した道順とは逆に、ゴールに設定したマーカーから遡ってルート案内します
  • 往復ルート案内
    • ゴールのマーカーにたどり着くと、自動で逆ルート案内を開始します

また、現在地の近くにあるルートは、ホーム画面の「メニューボタン長押し」で表示されるスマートメニューからもルート案内を開始できます。

ルート案内の終了

ルート案内は、そのルートの最後のマーカーにたどり着いたら(往復ルート案内の場合は、帰りのルートでスタート地点のマーカーにたどり着いたら)自動で終了します。ゴールにたどり着く前に停止させたい時は、「メニューボタン長押し>ルート案内を停止」で停止できます。

メニューボタン>設定>スピーチ」から「インターバルスピーチ」「シェイクスピーチ機能」のオンオフや間隔など、音声案内に関する細かい設定ができます。

ルート案内の途中で別のマーカーを目的地にする

ルート案内中、現在目指しているマーカーを別のマーカーに変更できます。
1.ルート案内中に、地図に表示されたマーカーの中から、目的地にしたいマーカーを長押しします

2.「xx(マーカー名)を目指しますか?」と表示されるので「はい(YES)」をタップします

 

登山途中で立ち寄るつもりだった釣りポイントに行くのを止めたり、緊急時に近くの休憩所に立ち寄りたい時などに便利な機能です。

ジオグラフィカの使い方4-トラックログ(GPSログ)を記録・表示する


ジオグラフィカでは、自分が移動した記録(移動ルート、距離、移動時間、高低差など)をトラックログとして残せます。無課金では、最大10回までトラックログを記録できます。

トラックの記録と設定

1.「メニューボタン長押し>トラックログを開始」をタップします

2.「トラック名」を入力し、「〇」ボタンをタップします

トラックログ(GPSログ)が記録中は、動作していることを知らせるために定期的に音(デフォルトでは小鳥の鳴き声)がなります。この音の有無や種類、ログを記録する頻度などの設定は「メニューボタン>設定>トラック」から変更できます。

トラックの停止

1.「メニューボタン長押し>トラックログを終了」をタップします。(「トラックボタン>□ボタン」をタップでも停止)

トラックログの記録中は、スリープモードでもバッテリーが消費されるので、睡眠時は忘れずに停止することをおすすめします。
一つのルートを複数日かけて登る時は、次にご紹介するトラックの追記機能が便利です。

トラックの追記

一度停止したトラックの続きからログを再開できます。

1.「メニューボタン長押し>トラック追記[トラック名]」をタップします


2.「トラックの記録を再開します」という確認画面が表示されるので「YES」をタップします。

トラックログを地図に表示する

1.「メニューボタン>トラック>→ボタン>表示してジャンプ」をタップでトラックを表示します。

表示されたトラックを非表示にするには、「表示中のトラックの線を長押し>非表示にする」をタップします。

トラックログは、非表示にしない限りはアプリを起動しなおしても表示されたままになります。起動の度にトラックログが読み込まれてしまうと時間がかかるので、使用した後は非表示にしておきましょう。

ジオグラフィカの使い方5-一括キャッシュ機能

地図を保存する方法として、先にご紹介した拡大・縮小しながら地図を表示して保存する「表示キャッシュ」とは別に、「一括キャッシュ」という方法があります。一括キャッシュでは、特定の範囲の地図を特定のズームレベル(縮小)まで一度にまとめて保存できます。通常の方法で保存した地図は一定の容量(無課金だと最大100MB)を超えたり、一定の期間が過ぎると自動で消去されますが、一括キャッシュで保存した地図は、容量や期間の経過で消えません

1.「メニューボタン>ツール>一括キャッシュ」をタップします。

2.「範囲を指定してください」と表示されたらセンターマークを地図を保存したい地域付近に持って行き、「」ボタンをタップします。

 

3.表示された赤枠の四隅を長押しし、そのままスライドさせて赤枠の大きさを地図を保存したい場所に合わせて変更し、「」ボタンをタップします。

4.確認画面が表示されるので、「キャッシュの名前」「最大ズームレベル」などを保存の設定を行い、「」ボタンをタップします。

 

一括キャッシュで保存した地図は「メニューボタン>ファイル>一括キャッシュ>→ボタン> 各キャッシュの右端の「>」ボタン 」から確認できます。また、インターネット接続状態でなら、各地図の横に表示されている「↓」ボタンをタップすることで、その地図を再ダウンロードすることも可能です。

MEMO
最大ズームレベルについて

ズームレベルは1~18まであり、数字が大きくなるほど拡大され、詳細な部分まで表示されます。ジオグラフィカでは、公式の使い方講座で、地図を保存する際は、一括キャッシュでは13~15ぐらいのズームレベルで保存し、ルート沿いの地域のより詳細な地図は表示キャッシュで保存することおすすめしています。
国土地理院の地図は15や16で十分詳細なことと、全く行く予定のない場所の詳細な地図まで保存するのはスマホの容量の無駄遣いになりやすいというのがその理由のようです。

ジオグラフィカの課金について


ジオグラフィカではアプリ内から960円(税込)の課金をすることで、機能制限を解除できます。

有料版(機能制限解除後) 無料(試用)版
トラックログの記録回数 無制限 10回まで
表示キャッシュの容量 100MB・500MB・1GB・5GB、無制限の中から選択可能 100MBのみ
一括キャッシュの回数 無制限 5回まで
限定地図 使用可 使用不可
トラック編集機能(Android版のみ) 使用可 使用不可
コースデータのダウンロード(Android版のみ) 無制限 10回まで
  • 限定地図:Thunderforestが提供するOpneCycleMap、交通地図、アウトドア地図の3種類の地図が使用できる
  • トラック編集機能:記録済みのトラックのトラックポイントの移動、前後の削除、分割、トラック末尾以降への追加)を使える
  • コースデータのダウンロード:同じ開発元が提供する登山用ナビゲーションアプリ「アルパカナビ」のコースデータ(マーカー/ルート設定済みのデータ)をダウンロード・使用できる

ジオグラフィカの課金は1回限りの買い切り型で、月額使用料のようなものはありません。
有料版と無料版の最大の違いは、トラックログ機能と一括キャッシュ機能を無制限で使い続けられるかという点ですね。逆に言うと、この2つを使わない方は課金する必要はあまりないかもしれません。
なお、2017年11月のアップデートで無課金でも「動画広告を見てトラックログの回数を1回増やす(1日3回まで)」ことが可能になっています。毎回広告を見るか、一回だけ課金をするか好きな方を選べるようになりました。
表示キャッシュは最大容量を超えると、古い地図から順番に削除されていきます。公式サイトによると、100MBというのは通常、山行2~3回分の地図が保存できるそうです。毎回、山に行く前にルートを確認(地図を保存)していれば、無課金でも問題なくアプリを使えそうですね。

有料とはいえ、960円でトラックログ機能の使用回数を増やすために広告を見たり、表示キャッシュだけで毎回地図を保存したりする手間と時間を短縮できるので、登山によく行く方なら課金するメリットは大きいと思います。

機種変更時のバックアップと機能制限解除状態を引き継ぐ方法

バックアップ機能の使い方

ジオグラフィカでは、バックアップ機能を使うことでマーカー、トラック、ルートのデータを旧機種から新機種に移行できます。(一括キャッシュやカスタムマップのデータ、設定は移行できません)
1.旧機種のジオグラフィカで「メニューボタン>ファイル>バックアップ」をタップします

 

2.「保存する」をタップし、バックアップファイル保存先(DropboxやGoogleドライブなど)を選択します(ファイル拡張子:.db)

3.新機種で、手順2でバックアップデータを保存したドライブからエクスポートします。エクスポート操作は、ドライブごとに違います(Googleドライブの場合は保存したバックアップファイルをタップします)

4.バックアップデータを読み込むか確認する画面が表示されるので「YES」をタップします。(確認画面は2回表示されます)

5.「インポートが完了しました」という画面が表示されたら、「OK」をタップします。

機種変更時に機能制限解除状態を引き継ぐ方法

既にジオグラフィカで機能制限解除の課金をしてから機種変更した場合、iPhone → iPhone、またはAndroid →Androidなら下記の方法で課金情報を引き継ぐことができます。

  • iPhoneの場合
    • 新機種でジオグラフィカを起動し、機能制限解除画面で「リストア」をタップします。(旧機種と同じAppleIDによるログイン必須)
  • Andoroidの場合
    • 機能制限解除画面で「購入する」ボタンをタップします。(旧機種と同じGoogleアカウントが必要)
注意
iPhone→Android、またはAndroid→iPhoneという風に違うプラットフォームから移行した場合は購入情報を確認できないため、機能制限解除状態を引き継げません。その場合は、再度機能制限を解除するためには課金する必要があります。

ジオグラフィカを使う時の注意点

ジオグラフィカは非常に便利なアプリですが、使用にあたっていくつか注意点があります。

  • 事前にインターネット接続状態で地図を表示(保存)が必要
  • 登山ルートの地図は、広域地図と拡大地図の両方を表示(保存)する必要あり
  • 地図保存後は、機内モードで地図が表示できるか確認する
  • オフライン環境ではGPSで現在位置を特定するまで街中より時間がかかる(数分)
  • 空が広く見えない場所では衛星からの信号が受信しにくいため、位置精度が下がる
  • 屋内や地下では衛星からのGPSは測定できない
  • 一時間に約3~7%のバッテリーを消費(公式サイトより)
  • 登山中に使用する場合は、モバイルバッテリーと充電ケーブルの携帯推奨
  • 操作は、落石・滑落・雪崩などの心配がない安全な場所で立ち止まって行う
  • アプリの地形図と実際の登山道の様子が違うことがある

基本的には「GPSの特性を知っておく」「事前にネットに接続できる環境で登山ルートをチェックしておく」「アプリがあるから大丈夫と過信しない」という3点に気をつけていれば大丈夫です。

ただ、山中でスマホの故障やバッテリー切れなどのトラブルが起きて、突然スマホが使えなくなる可能性もあります。アウトドアを安全に楽しむためにも、不測の事態に備えた準備は十分にしておきたいですね。

ジオグラフィカの使い方と料金のまとめ


携帯の電波が届かない場所でも地図を表示してGPS機能でナビゲーションができる登山用アプリ ジオグラフィカは、音声案内やルート作成機能、GPSログ機能など、アウトドアに便利な機能が凝縮されたアプリです。

電波の届かない山の中でも自分の現在地を確かめられるので、道に迷う危険性を減らせます。また、ルート案内機能トラックログ機能で、自分のスピードや踏破時間を確認しながら登るという楽しさも味わえますよ。

無料版ではトラックログ機能や一括キャッシュ機能は回数制限ありますが、機能自体は有料版と同じように使えるので、気になる方は無料版を使ってみて、各種機能をもっと使いたいと思ったら有料版を購入されてみてはいかがでしょうか。

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